"中東の燃料危機により航空燃料が急騰。ベトナム航空は4月1日から国内7路線で週23便を削減し、一部路線の運賃は最大17%上昇する見込みです。"
中東の燃料危機が深刻化する中、ベトナム航空(Vietnam Airlines)は2026年4月1日から国内7路線で週23便を運休・削減すると発表しました。これにより、一部路線の航空運賃は最大17%上昇する可能性があります。
燃料価格の高騰が直撃
今回の決定は、航空燃料(Jet A1)の価格が異常なレベルにまで高騰していることが直接的な原因です。3月の平均価格は1バレルあたり190〜200ドルで推移していましたが、3月24日には234.34ドルにまで急騰しました。これは、ベトナム航空の2026年の財務計画における想定価格(1バレルあたり150ドル)を大幅に上回る水準です。
運休・削減対象の路線
運休または削減の対象となるのは、以下の7路線です。
| 路線 | 変更内容 |
|---|---|
| ハノイ - フーコック | 週7便から週4便に削減 |
| ダナン - フーコック | 週4便から週2便に削減 |
| カントー - フーコック | 週3便を運休 |
| ハノイ - ニャチャン | 週14便から週10便に削減 |
| ホーチミン - ニャチャン | 週21便から週17便に削減 |
| ホーチミン - ダラット | 週10便から週7便に削減 |
| ホーチミン - プレイク | 週7便から週5便に削減 |
運賃への影響
燃料費は航空会社の運営コストの約40%を占めており、今回の価格高騰は運賃に直接反映される見込みです。特に需要の高いハノイ-ホーチミン線では、現在の最高運賃である片道340万ドンから、4月1日以降は最大400万ドン(約17%増)に引き上げられる可能性があります。




