ホーチミン市、外国人向け不動産プロジェクト24件を公表—プー・ミー・フン社が19件を占める
Back to Articles
ニュース 2026年3月5日 3分で読めます

ホーチミン市、外国人向け不動産プロジェクト24件を公表—プー・ミー・フン社が19件を占める

"ホーチミン市建設局が外国人の不動産所有が認められる24プロジェクト(計12,113戸)を公表。台湾系プー・ミー・フン開発公社が19件・8,995戸を占め、市場の透明性向上に貢献。"

ホーチミン市、外国人向け不動産プロジェクト24件を公表—プー・ミー・フン社が19件を占める

概要

ホーチミン市建設局は、外国人の不動産所有が認められる24の商業住宅プロジェクトのリストを公表した。これにより、外国人投資家は、合計12,113戸のアパートメントと、10のプロジェクトに含まれる戸建て住宅を購入することが可能になる。特に、台湾系のプー・ミー・フン開発公社が手掛けるプロジェクトが19件を占めており、同社の市場における影響力の大きさが浮き彫りとなった。

外国人所有が可能なプロジェクト

今回公表されたリストは、2021年住宅法および関連法令に基づき、外国人投資家の権利を保障し、市場の透明性を高めることを目的としている。リストに含まれる24のプロジェクトは、ホーチミン市内の様々な地区に位置しており、特に7区、ビンタン区、旧2区(現トゥードゥック市)に集中している。

プー・ミー・フン開発公社が手掛けるプロジェクトが19件と大半を占め、合計8,995戸のアパートメントが外国人購入の対象となる。同社は、ホーチミン市7区の都市開発を主導してきた実績があり、外国人コミュニティからの信頼も厚い。

その他、Khong Gian Xanh不動産が開発する「Phuc Yen 3」や、Quoc Cuong Gia Lai社の「Southern Star」、SonKim Landの「The 9 Stellars」などもリストに含まれている。

デベロッパー プロジェクト数 アパートメント数(外国人対象)
プー・ミー・フン開発公社 19 8,995
Khong Gian Xanh不動産 1 100(推定)
Quoc Cuong Gia Lai社 1 150(推定)
SonKim Land 1 200(推定)
その他 2 不明

法的背景と市場への影響

ベトナムでは、2015年7月1日に施行された改正住宅法により、一定の条件を満たす外国人の不動産所有が認められるようになった。具体的には、有効なビザを持つ個人、およびベトナムで事業を展開する外資系企業が対象となる。ただし、外国人(個人)が所有できるのは、各アパートメント棟の総戸数の30%まで、かつ各戸建て住宅プロジェクトの総戸数の10%まで(または250戸)という上限が設けられている。

今回のリスト公表は、これらの法的枠組みを具体的に運用し、外国人投資家が安心して投資できる環境を整備する上で重要な一歩となる。これまで、どのプロジェクトが外国人所有の対象となるかが不明確であったため、多くの投資家が購入をためらうケースがあった。建設局が公式にリストを公表したことで、市場の透明性が大幅に向上し、外国人による不動産投資がさらに活発化することが期待される。

まとめ

ホーチミン市建設局による外国人所有可能プロジェクトのリスト公表は、ベトナム不動産市場の国際化を促進する上で大きな意義を持つ。特に、プー・ミー・フンをはじめとする大手デベロッパーのプロジェクトが多数含まれていることは、市場に対する信頼の証と言えるだろう。今後、このリストが定期的に更新され、より多くのプロジェクトが外国人投資家に開かれることで、ホーチミン市の不動産市場はさらなる成長を遂げる可能性がある。


参照元:

出典: manus

この記事をシェアする

Related Articles

丸紅食料×ベトナム茶大手ヴィナティー提携、日本向け緑茶を共同開発
ニュース

丸紅食料×ベトナム茶大手ヴィナティー提携、日本向け緑茶を共同開発

丸紅食料は3月12日、ベトナムの茶製造大手ヴィナティー(Vinatea)と業務提携を締結。静岡県の茶畑ノウハウを活用し、日本人の嗜好に合った緑茶を共同開発します。国内茶農家の高齢化・人手不足による生産量減少に対応するため、安定的な供給源をベトナムに確保する戦略です。

Read More →
ベトナムGen Z、45%がアルコール制限・回避。飲食業に構造変化の波
ニュース

ベトナムGen Z、45%がアルコール制限・回避。飲食業に構造変化の波

NielsenIQ調査でベトナムZ世代の45%がアルコール摂取を制限・回避(ミレニアル世代は28%)。「断酒できることが成熟の証」という価値観が広がり、無アルコール麦酒の生産量は9%増加。ビアガーデンなど従来型飲食店では若年客が減少しており、飲食業界に構造的な変化をもたらしています。

Read More →
アジア太平洋不動産市場が安定化、ベトナムは成長リーダーとして浮上(Savills)
ニュース

アジア太平洋不動産市場が安定化、ベトナムは成長リーダーとして浮上(Savills)

Savills「2026年アジア太平洋展望」報告書によると、アジア太平洋不動産市場が安定期に入る中、ベトナムが成長リーダーとして浮上。技術製造・現代物流・高付加価値産業へのFDIシフトが背景にあり、南北高速道路やロンタイン空港などのインフラ投資が長期的な成長を支えると分析しています。

Read More →