"首都ハノイを訪れたら絶対に外せない、伝統的なベトナム料理の名店を3軒厳選してご紹介。オバマ元大統領も訪れたブンチャーの「フオンリエン」、100年以上の歴史を持つチャーカーの「タンロン」、そして行列の絶えないフォーの「リーコックスー」の魅力に迫ります。"
千年以上の歴史を持つベトナムの首都ハノイ。その食文化は奥深く、数多くの名店が軒を連ねています。今回は、ハノイの食を語る上で欠かせない、伝統と革新が息づく3つの必食レストランを厳選してご紹介します。
1. ブンチャー・フオンリエン(Bún Chả Hương Liên)- オバマ元大統領も絶賛した庶民の味
2016年に当時のオバマ米大統領が訪れたことで、世界的に有名になったブンチャー専門店。ブンチャーとは、炭火で焼いた豚肉のつくねとバラ肉を、甘酸っぱいヌクマムベースのタレにつけ、米麺(ブン)や香草と一緒に食べるハノイの名物料理です。
- 看板メニュー: コンボ・オバマ(Combo Obama) - ブンチャー、揚げ春巻き、ハノイビールがセットになったメニュー
- 特徴: 炭火の香ばしい豚肉、秘伝のタレ、活気あふれるローカルな雰囲気
- ポイント: オバマ元大統領が座った席は、今もガラスケースで保存されている
「フオンリエン」のブンチャーは、香ばしく焼かれた豚肉と、パパイヤの食感がアクセントになったタレのバランスが絶妙。世界中の食通を唸らせるその味を、ぜひ現地で体験してみてください。
2. チャーカー・タンロン(Chả Cá Thăng Long)- 100年の歴史を誇る唯一無二の魚料理
「チャーカー」は、雷魚をスパイスとハーブでマリネし、客席のテーブルで揚げ焼きにして食べるハノイ発祥の伝統料理。その専門店として100年以上の歴史を誇るのが「チャーカー・タンロン」です。
- 看板メニュー: チャーカー(Chả Cá)
- 特徴: ターメリックやディルで風味付けされた雷魚、客が自ら調理するスタイル
- 食べ方: 揚げ焼きにした魚を、米麺、ピーナッツ、香草などと一緒に、マムトム(エビの発酵調味料)ベースのタレにつけて食べる
ディルの爽やかな香りと、ターメリックの風味が食欲をそそり、外はカリッと、中はフワッとした雷魚の食感が楽しめます。ハノイでしか味わえない、唯一無二の食体験ができる名店です。
3. フォー10・リーコックスー(Phở 10 Lý Quốc Sư)- 行列必至の牛肉フォー専門店
ハノイ大教会の近くに位置し、常に行列が絶えない人気の牛肉フォー専門店。厳選された牛肉と、長時間煮込んだクリアでありながら深みのある牛骨スープが自慢です。
- 看板メニュー: フォー・タイ・チン(Phở Tái Chín、半生と火が通った牛肉のミックス)、フォー・タイ・ナン(Phở Tái Nạm、半生牛肉とすね肉のミックス)
- 特徴: 透明で深みのある牛骨スープ、豊富な牛肉の部位を選べる
- ポイント: 朝から晩まで客足が絶えないため、時間をずらして訪れるのがおすすめ
あっさりとしていながらも、牛の旨味が凝縮されたスープは、まさに王道の味わい。卓上にあるニンニク酢やチリソースで味変を楽しみながら、最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさです。ハノイを訪れたなら、この店のフォーを食べずして帰ることはできません。
今回紹介した3店は、いずれもハノイの豊かな食文化を象徴する名店ばかり。ハノイ旅行の際は、ぜひこれらの店の暖簾をくぐり、本場の味を堪能してみてはいかがでしょうか。



