"ベトナム株式市場のVN-Indexは、2025年に約40%上昇した勢いを維持し、2026年も強気相場が継続すると予測されている。ビエットキャップ証券は年内に2,033ポイントへの到達を予測。FTSE新興市場昇格と外国資金の回帰が主要な上昇ドライバーとなる見通しだ。"
VN-Index、FTSE昇格期待と外国資金回帰で2026年強気相場継続—2,033ポイントも視野
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- カテゴリ: 市場分析
- サブカテゴリ: 株式市場
- slug: vn-index-bull-market-ftse-upgrade-2026-20260301
- summary: ベトナム株式市場のVN-Indexは、2025年に約40%上昇した勢いを維持し、2026年も強気相場が継続すると予測されている。ビエットキャップ証券は年内に2,033ポイントへの到達を予測。FTSE新興市場昇格と外国資金の回帰が主要な上昇ドライバーとなる見通しだ。
ベトナム株式市場のVN-Indexは、2025年に約40%上昇という驚異的なパフォーマンスを記録した後も、2026年に入って強気相場が継続している。ビエットキャップ証券は、VN-Indexが年内に2,033ポイントに達する可能性があると予測しており、これは前年末比で約17%の上昇に相当する。
2026年の市場を支える最大の材料は、FTSEラッセルによるセカンダリー・エマージング・マーケットへの昇格だ。2026年9月の正式昇格が実現すれば、インデックスファンドによる自動的な資金流入が見込まれ、外国機関投資家のベトナム株式への配分が増加する。2025年は約50億ドルの外国資金が純流出したが、昇格を見据えた先行買いが2026年前半から始まる可能性が高いと市場関係者は見ている。
バリュエーション面では、2026年の予想PERが約12.7倍と割安水準にある。ドラゴン・キャピタルは2026年の企業純利益成長率を16〜18%と予測しており、これはMSCI新興市場指数の平均的な利益成長率と同水準だ。また、為替の安定化(USD/VND変動幅が1.5〜2.0%程度に縮小する見通し)も、外国投資家にとってのリスク低減につながる。
注目セクターとしては、金融・銀行、不動産、製造業、デジタルインフラが挙げられる。バックホアサイン(食料品小売)、ロンチャウ(薬局チェーン)、ビエッテルIDC(データセンター)など、第3次IPO波の候補企業への関心も高まっている。
ただし、リスク要因も存在する。米国の関税政策の動向、グローバルな金融引き締めの長期化、地政学的リスクなどが市場の下押し要因となる可能性がある。投資家は個別銘柄の選別と分散投資を心がけることが重要だ。



